環境の変化というもの②

環境の変化というもの②

 

こんばんは!安田です。
前回から
息子たちの1学期を振り返っていますあしあと
次男(6歳)の入学と
三男(3歳)の入園が重なった我が家桜
次男ツトムは、ADHD・自閉症スペクトラムなどを抱えていることもあるので、より心配し、事前準備を整えてきました。それでもやはり私の予想以上に、ツトムは不安定になりました。その当時のツトムのことは、リアルタイムで書いたので… ほぼ同時期の、三男ケイが入園した後の様子を書いています。
 
***
家では、2歳くらいからのイヤイヤ期が
激しさを増して続行中の三男ケイ恐竜くん雷

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買い物に行ってもどこかへ脱走しランニング
捕獲すればノケ反り、かと思えば「抱っこダッコーラブラブ(こ…腰が)
寝かし付けても1時間半は粘りおばけ
朝はフキゲンで、なかなか起きず…もやもや

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トイトレは、あの手この手で工夫して誘うも
断固拒否ドクロ!
特に「脱走」なんかは…
これまたADHDの長男ハル(10歳)の
超☆多動時代を彷彿とさせるものがあり
「もしかしてケイも…💧」と思ったこともありました。それならそれで、覚悟はしていますが。
それで5月クローバー
入学後、初めての園行事もあることだし
私は心配になって
家でのケイの行動パターンもお話ししつつ
園での様子を伺ってみることにしました。
すると先生は
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「ケイ君の『環境適応能力』はすごいと思います!園では新しい環境で泣いてる子が多いので…正直、とても助かりますニコニコ

え…えっと…( ゚ ▽ ゚ ;)?

 
「周りの状況をよく見て行動している」
「トイレも失敗することなく行っている」
「困っている子がいたら助けている」…??
「先生それは、
ウチのケイのことですかね…?
私は大マジメに聞き返しました。

 

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「はい笑い泣き

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安田ケイ君ですよ!!
どこのケイ君なんですか!(笑)
 
先生は…そんな私を見て笑ってらしたけど
私は本当に驚きました(°°;)
だって
今まで私、子どものことを
 
『先生』と呼ばれる人に、褒められることなど…ほとんど無かったから(^^;)タコ
ケイは、ハルが園児だった頃のように
園行事を「脱走」するどころか、模範的な態度で積極的に参加しているとのこと。
ツトムのように「フリーズ」もせず
分からないことがあれば
「教えてくらさい」と先生に聞いてきて
もし泣いている子や困っている子が居れば
声をかけ、助けてあげている、と。
「…?💧
(…家でのケイとのギャップにも「❔」)
 
子どもを先生に褒められるなんて
世間的にはよくある事なのかもしれないけど
私は「嬉しい」というよりも
 
人生初のことで信じられず…
驚いてしまいました
ヽ(;▽;)ノ
とにかく、とりあえず、良かった…のかな?
外ではソートー頑張ってんだな、ケイは。
えっ!?またダジャレっぽくなっちゃったな…ちがいますよ!
そんなある夜のご飯時 カレー

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私はやっと夕飯の準備ができたので
一時、その場を長男ハル(小5)に任せ
夕方できなかったお風呂の準備をしようと
席を立ちました。
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こんな事ウチではよくあることなのですが
なぜか突然ケイが不安定になり始めました。
それでもハルが対応してくれていたのが
お風呂場のほうまで聞こえました。
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何回かハルになだめられるも
ケイは聞かず…。
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(最近ちょっとイラッとくると、大きな声を出すようになったハル💧)
小5のハルはハルなりに、これでも頑張ってくれています。
そしていつもは、強気に言い返すケイ(^^;)
こんな兄弟のやり取りは
いつも通りなハズの、我が家なんですが…ハッ

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この日は様子が違いました。
ケイは、地鳴りのような声で唸り始めて

 

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サイレンみたいに高い
でも心底疲労したような悲しい声で、泣き出しました。
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「ケイが大声で泣く」なんて、全然めずらしいことではありません。
でも「コレはいつもと全然ちがう声だ」と
お兄ちゃん2人にも分かりました。
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新しい生活が始まって
 
やっぱりケイも
踏ん張っていたんだ。
 
「ケイおいで。ごはん冷めちゃうけど…
抱っこさせてね。」
「園でとっても頑張ってるんだね。気が付いたのに、そのままにしててゴメン。」
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「うん…ケイ、なんか疲れちゃったの…」

私に抱っこされながら、ケイは静かに喋り始めました。

「エリちゃんたちが、せんせいに泣くの。だいじょぶだよってケイが言っても、おーっきな声で、ずぅっと泣いてるの…」
「そっか、何とかしてあげたかったのね。」
「でもエリちゃん、ケイにバチン!て…」
あー…
大変だったんだねぇ…ケイは。
私は不安定なツトムのことでいっぱいで…
ケイのことは、ほとんどそのままにしていたなぁ。ケイとも話をしていたつもりだったけど…いやこの子から見たら、余裕がない顔してたんだろうなぁ。事実、心に余裕などなかった。
「つらかったね。がんばってたね。そのままにしてゴメン。」と言いながら私は
とても情けなくなり
ケイの体温を感じていたら
私の方が、ケイに抱っこされてるような気持ちになりました。抱っこって不思議です。

 

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あとがき

 

どんな子でも みんな

『環境の変化』というものの中では
嵐のように不安定な、揺れる心を抱えて
一生懸命 頑張っているんだね。
もちろん…どんなママもね…
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