サヨナラお母さん⓲

最初から

サヨナラお母さん❶

前回の話

サヨナラお母さん⓰

義母と、夫と、私の関係を描いた話です。

今回は、婚約の挨拶のとき
急に思い出してしまった私の小さな頃の話ですが

見る人によって気分を悪くさせてしまうような話なので
考えた結果、インスタには2枚くらい文字だけの更新とし
ブログのみ普通の更新にしようと思いました。すみません。

ブログの方も見てもいいよと思ってもらえたら
申し訳ないくらいに、ありがたいことです。

第18話

 

小さなころから私は、母のことが大好きでした。
明朗快活で、頭が良く
笑顔が素敵で憧れていました。

母の周りにはいつも人が集まり
「先生!」と周囲から頼られ、信頼される人でした。

 

母はいつも楽しそうに

生徒さん達とのことを、私に話していました。

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小さなころの私は、家族にも
自分が思ったことをほとんど言えませんでした。

特に、お母さんが困るようなことは
絶対に言っちゃいけないような気がしていました。

母の生徒たちのことを

素直に「好き」という気持ちを口にできて
“羨ましい”と思ってしまいました。

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こんな日々だった4歳の頃、私は義母と初めて会うのです。

(男は、私が卒園したのちの2年後
警察に逮捕されました)

次回⓳へと続きます。

あとがき

私の通っていた保育園には
こちらが望みもしないのに毎日ダッコをしに来る
若い男性保育士がいました。

目的は、今でいうプライベートゾーンも含め
幼児の身体中を触るという性欲を満たすためです。

服に手を入れられ、身体中を触られるという
性的な被害を、毎日のように受けていました。

今なら性被害とか性的虐待とかの言葉があるけど

昔はそんな言葉も知らなかったし
「先生」がそんなことをするわけない、と
思われるような時代でした。

その男は、自分から私の体に直接に触ってるのに
「きたないねぇ」「重いなぁ」「恥ずかしい子だね」
「バレたらお母さんに嫌われちゃうよ」と言って

心理的にもはずかしめ、私に声を出させなくしました。

卑怯で汚らわしいのは、この男のほうだというのに

4歳の私は「汚いせいで、お母さんに嫌われたくない」
ということだけでいっぱいになり
頭の中が混乱するだけで、男に抵抗もできませんでした。

こういう奴はナゼか「言えないタイプ」に鼻が効き
見つけると自分のオモチャにします。

本当に、卑怯で汚らわしい。

逮捕された後はどうなったか分からないけど⋯
2度とそういう奴が保育士をしないように
より厳しく法律で決めてほしいです。

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