【次男と私】ツトムの担任・川谷先生(3)
- 2021.06.23
- Instagram・次男と私
こんにちは、ふくこです。
ADHD・自閉症スペクトラムの
長男ハル(中2)・次男ツトム(小4)と
6歳の三男ケイ(小1)
賑やか三兄弟&夫とともに、5人で暮らしています。
次男ツトムが小学4年生になり
新しく担任になった川谷先生と
面談させていただいた時の話です。
【次男と私】ツトムの担任・川谷先生(3)
ツトムの特性などを、こちらから
川谷先生にお話ししていたら
先生が突然
「ツトム君…そうだったのか!」と言い
「先日図工の時間にあった出来事を
お話ししてもいいですか?」と
今度は先生から
ツトムのことを話し始めました。
「とにかく自由に好きなように
配った画用紙に、何か描いてみよう!」
図工の時間『想像すること』を目的とした
授業が行われていたようです。
ツトムだけ、何も描かずに
苦しそうな表情で固まっていたそうです
そんなツトムの様子をみて
川谷先生は声をかけてくれたそうで…。
「ツトムさんどうした?^ ^
ツトムさんの好きなように描いて良いよ」
先生が、ふと顔を見てみたら
ツトムは凄い形相で…
どんどん
消えていっちゃう…!」
小1の頃
自分が大好きだった漢字を書いていて
(↑国語のテストが早めに終わったので
テスト用紙の空いてる箇所に書いてしまったそうな)
その時の担任の先生に
「この字は習ってないのでまだ書かないで」と
何度か咎められたことがありました。
それからはツトムは
「自由にやって、何かが違ったら怒られる」
という印象を拭えない意識が
学校の授業中においては
どうしても有るようなのです。
全てが、そうだからなのか?は
まぁ分かりませんが…
とにかく
「自由に書いて(描いて)」と
言われると
思考がストップします
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川谷先生がおっしゃる通り
なかなか自由に出来ない学校で
「自由にして良いよ」なんて言われたら
喜ぶ子がほとんど、なのかもしれません。
想定外な反応を先生がしたから
私は、ちょっと驚きました。
「これまで…4年生になるまでに
色々とあった中で
あれはツトム君の
正直で素直な気持ちだった。
それを僕に伝えてくれたんだと思ったら…
なんか、すっごく嬉しくなってきました!」
川谷先生は笑って言いました。
川谷先生は
『怒らない』を基本のポリシーとする
私にとっても、初めての先生でした。
『怒らない』…いや、非常に有難い。
有難いのだが、しかし
例えば良くないことをした場合も
『怒らない』で通せるものなのだろうか…。
毎日が鬼な私にとっては
「怒らない」など、究極の理想論でしか無い…💧
続きです
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