溝は あるまま②

  • 2018.05.21

溝は あるまま②

こんにちは、安田ふくこです。
『溝は あるまま①』の続きです。

溝は あるまま①

私は 家族5人暮らしでカレー
夫と、3人の息子と暮らしていますが
まだ子どもは 赤ちゃんの長男だけだった
3人暮らし時代の話の続きです。
デニムスカートTシャツ

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今現在は↓ よく家族のアルバムを眺めて
「大きくなったなぁあ~(´∀`)♡」と
笑い、目尻を下げている…こんな夫と
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この時 不機嫌だった次男をダッコで笑わせ
重さに驚き「大きくなったなぁあ~💦」
と自分も笑っている、写真の中の私です。
だけど…  長男(小5)が赤ちゃんだった頃は
まだ2人とも 親になって数ヶ月の
慣れない新しい生活のなかで
お互いにいつもピリピリと、気持ちを張り詰めていました。
(夫のことは、本当には分からないけど…
少なくても私は、そうでした。)
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泣き止まず、眠らない長男に神経質になり
育児の不安や大変さを夫に吐露する私も
そんな私に、なだめる言葉もなく
「最低な母親だ」とそのまま言い放つ夫も
お互いの心に寄り添えるような
自分の「心の余裕」が、ありませんでした。
私は『溝』を感じる毎日がとても悲しくて
家族なのに…と
その溝が、どうしても許せませんでした。

 

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「こんなものあったら良い家族になんてなれない」と、私は決めつけ
「どうにか溝を埋めなければ…」と
思い詰めて、あがいていました。
だけど
どうあがいても
その溝は埋まりませんでした。
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そのうちに
「溝なんか、あっても良い」と
思うようになりました。
むしろそれは 一人一人、あって当然で
ケンカなどをする以前から
「そんなもの最初からあったのだな」と。
溝なんてあっても
 
2人で、同じ方向をみて
一緒に歩いていければいい。
 
そうやって歩くとともに
長い時間を
一緒に進んでいけるように
張り詰めていたものが
本当に少しずつですが
緩やかに変わっていったように思います。
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見ている方向が、たぶん(大体)同じだから
溝は あるまま
そのままに、歩いていける気がしました。
歩いていくうちに
赤ちゃんだった長男は
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オゲレツ好きな… いや…
でも穏やかな、優しいお兄ちゃんに成長し
次男は
ADHDなどの症状が
長男よりも強くあるものの
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(すぐスネて不安定になるけど…(´`:))
よく笑ってよく泣き
こちらが心配になるくらい 一生懸命に
毎日、その心を輝かせています。

 

そして
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まだまだ甘えん坊の三男は

 

それでもお兄ちゃん達に早く届きたくて
心疾患を抱えながらも
いつも元気に、背伸びをしています。
みんな同じ男の子で
みんな私から生まれたのに
 
みんなそれぞれ全然ちがう。
 
 
そんな3人を見ていたら
夫との「溝」を憎み
 
埋めなければ…と
必死になってた自分は

 

(↓長男が使用していたシャボン玉玩具を奪った)

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いつのまにか
どこかへ居なくなっていました。…💧
代わりに、こんなんなりました。
でも!私から見たら
「夫も変わったなあ…びっくり」と思います。
危険なことなど、5回は注意していた私の話を
3人全員が おチャラケて聞かない時など…↓
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(本人は「自分は昔と全く変わってないよ」と言います)

 
パパが育児に関心を持ったり味方でいてくれてるってだけで、ママは1人の時でも心強く居られると思います。
 
それでも今も、夫と気持ちがすれ違えば
まだ時々  あの頃の私を思い出すけど
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それはもう (…割と早めにランニング)

そぅっと心に仕舞えるようになりました。
このアルバムの中の3人だって
もう「2年前の3人」になっています。
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発達は、周りの子よりもゆっくりでも
毎日ちゃんと成長していますクローバー

 

弟たちが笑顔になるのが嬉しくて
大きなシャボン玉を何度も作る長男と
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虹色のシャボン玉をキラキラした瞳で
追い続ける次男と
作ってもらったそばから
水鉄砲でシャボン玉を壊して
「当たった!」と はしゃぎ喜ぶ三男。
そんな子ども達の事だって
 
私に分からないことは
沢山ある。
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いつか子どもに対しても
 
溝のようなものを感じる時が
きっと来ると思います。

でもそれは例え親子であっても

それぞれ違う、という
「ただの事実」なんだと思います。
悲しくなる必要なんて…無かったなあ。
シャボン玉のように、風に触れるたびに
クルクル 色が変わっていき
生まれては消え、また生まれる
虹色の 小さな心に
あるまま そのまま
寄り添い合えるようになりたい。
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それは、つい見落としがちな大切ことで

自分にとって、意外と希少な
掛け替えのないものであると
この3人が 私に教えてくれた。

 

そして「似たもの同士」のような
「全くの正反対」のような
いつも一番 近くにいて
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最も遠い場所にいるような
この人が
 
私に教えてくれたことだった。
 
溝も あるままに
 
だからこそ
「心に寄り添うこと」の
難しさ
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その 大切さを。

・ー・ー・ー・

あとがき

良いのか悪いのか(´∀`)
おかげで「人はひとりなんだ」という事を
ただそれだけの、だいじな事実として
感じて過ごしていけています。
クローバークローバー
 
これはウチの場合(しかも私だけの思い)であって
 
どんなご夫婦でも、それぞれの立場や歴史の分だけ
色んな形があるだろうと思いますし
 
これからも変化していくんだろうと思います。
また長くなりましたが…
見てくださって、ありがとうございました。
 
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