私の母と父
- 2019.03.14
- 長男
こんにちは、ふくこです。
夫と3人の息子たちと暮らしています。
◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇
長男ハル(小5)・次男ツトム(小1)
ともにADHD・自閉症スペクトラム
三男ケイ(4歳)
いまだイヤイヤ(自己主張)期・継続中
3兄弟とともに過ごす日々で、母の私が感じたことを
イラストを描きながら記録しています
私の母と父
※前回『ケンさんに相談』で書いた長男ハルの話の続きです。
で… 突然すみませんが(^^;)
自分の子ども時代のことに遡ります。
私が小学生のころ『最も憧れていた女性は誰か』と言われたら
それは母でした。
私の母・タケコは小学校の先生で
夏休みなどもほとんど学校へと足を運ぶ、すっごく忙しい人でした。
母は、同僚の先生や
生徒さんからの信頼がとても厚く
たくさんの人から慕われていることが
子どもである私にさえ、ビシビシ伝わってくるような人でした。
母・本人も仕事に対して
生きがいを感じて過ごしていたと思います。
いつも仕事に全力で
いつも真剣(でも楽しそう)。
「先生」の母は、とても輝いていました。
外(仕事)へと向かう母の姿は
家に居る時の母よりも、ずっとイキイキしていました。
そのことに誇りを感じることもありましたが
…本音は「寂しかった」です。
*今ワーママの方々、ごめんなさい。
「私の幼さだった」と分かってます。
ワーママの子どもが皆そう感じる
わけでは全く無いと思います。
これは、単に「私の場合」の話です。
いつも家の中から「おかえりー!」と
お母さんの声が聞こえる友だちのことが
下校の時は、とても羨ましかったです。
夏休みに絵日記の宿題がありましたが、その中の1ページに
『今日はおかあさんがウチにいました。
とてもうれしくて、なみだが出ました。』
そんなことを書いた覚えがあります。
いつも母が家に居ないから
私は妹のことを見なければならないので
好きな友だちと一緒に遊ぶことを、諦める時もありました。
毎度 母が来られない私の授業参観には
この父が…学校へ来てくれることが多かったです💧
当時、私のクラスはお父さんが授業参観に来る子は居なかったので
それにこのちょっとアレな雰囲気だから
広告
何かとクラスの友だちには珍しがられました。
だけどそれは仕方がなかったし
そのことで、変な騒がれ方をしたわけじゃありません。
本当は母に来てほしかったけど…
来てくれた父には、感謝もしていました。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
とにかく母は、仕事にのめり込む人でした。
家に帰ってきても
「今日は生徒がこんなこと言ってね。嬉しかったなぁ!」とか
仕事の話をしてばかりでした。
大変なときも勿論あるようで
愚痴も、私にはたくさん話してきました。
でも
私の学校での話はあまり聞いてくれず
辛かったことを話しても「気にしないの!」だし
私は、勉強も運動も
「全力で頑張ること」をしなければ
認めてもらえないような気がしてました。
母は「~しちゃダメよ」が口癖でした。
コーラやファンタは飲んじゃダメ。
バラエティ番組やドラマは見ちゃダメ。
ファミコン(←時代)はダメ。
私は、母を困らせたくなかったので
母の言うことはいつも聞いていました。
私にとって、母は「絶対」の存在でした。
*暗いお話みたいになっちゃって
ごめんなさい!
今は、この時代のような母ではないし
大人になった私も、また変わりました(^^)
そうなるまでに色々とありましたが
「おかげで今があるんだ」と思っています
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→『子育て中に思い出す、子どもの頃の話』
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ふくこさんのお母さん
学校の先生だったんですね。
普通のワーママよりも大変だったと思いますよ。やっぱり自分の子どもよりも生徒第一になってしまいそうだし。
ふくこさんの心の寂しさが読んでいて痛い程伝わってきました。
自分が子どもの頃の育てられ方ってその後の子育てに大きく影響しますよね。
私は、こういうのは絶対にイヤだったから自分の子どもにはしない!って言うのが沢山あります(笑)
お父さんの見た目がアレって笑笑
渋い俳優さんみたいです(笑)
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お母様の生きがいは学校の先生だったんですねー。
でも、子供からしたら自分のお母さんだから注目してほしいですよね、、
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>まいちママさん
まいちママさん、コメントありがとうございます!
母はホントに忙しい人でした。今でも忙しくしてます(^^;)
「自分の子はどうして良いか分からないことが多いけど、生徒のことは分かる」って言うこともあったなぁ。
私も寂しさの塊だったような時期もあったけど、今は自分が母親になってバタバタの毎日。たしかに「子育てのマニュアルをくれ!」ってくらい、子育てって難しいことばかり…でも子どもは可愛いです。
まいちママさんがそんな優しい言葉を言って下さり、温かくなってしまいました!ありがとうございます。
父はホントにあんな感じ。(´`llll)
クラスの子に「マフィアのドン!」って言われたこともありましたっけ…
外国に行っても現地人と間違えられます(笑)
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>emiemiさん
そうなんですよね。私が生まれる前から先生やってたし、仕方がないって分かってるけど、こちらを向いてほしかった時期でした(^_^;)
emiemiさんも、昔先生でしたよね。
忙しいですよね…昔の学校の先生は。今もきっとそうですかね。
コメントありがとうございます!
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ふくこさん、こんにちは。
いつも息子さん達のことを温かく見ている、優しいふくこさんの、ご自分の子供の頃のことを描かれていたお話しだったので、思わずコメントしてしまいました(*^▽^*)
ふくこさんがお子さんたちのことに、こんなにしっかり向き合っていらっしゃるのは、ご自分が寂しい思いをされたことも心のどこかで記憶されていてるからなのかもしれないですよね。
きっとその寂しい思いは、息子さん達へ、愛情に深く結びついているのかもしれないなあ…って思います。
私も子供の時から母親がいない家庭でしたので、ふくこさんの感じた思いはわかるような気がします(゚ーÅ)父親の見た目は普通?だと思いましたが(笑)参観に来たことは無いですが、入学式などどうしてもの時などは、父が来てくれたことがあったように思いますが、やっぱりちょっと恥ずかしかったなあ( ´艸`)
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>しろろんさん
幼い頃の環境とかって、自分の育児にかなり影響しますね…(´`:)
私はそんなだったから、どんなに愛情を注いでも「この子にとって足りなかったら申し訳ない…」と考えてしまいます。でも時々「ママがツトムのことどう思ってるか知ってる?」と聞いてみると「俺のこと大好きだと思ってる!(*´∀`*)」と言ってくれるので、少しホッとします(´`:)伝わってると良いなってことが、ちゃんと伝わっているならありがたいです。
そんなふうに言って下さってありがとうございます。
しろろんさんこそ、お母さまのこと耐えてる部分きっとあったと思います。
「居るのに、側に居ない」っていうのと「本当に居ない」。どちらが寂しいのかはわかりませんが… でも、ブログなどで感じることが出来ることは、「しろろんさんがとてもあたたかい人だ」ということです。
きっと、幼少期のご経験もしろろんさんを形作っているもののひとつ。しろろんさんのあたたかさは、側に居る人を救っていると思います。
過去記事なのにコメントを下さり、本当にありがとうございました。