体育苦手な長男が⑧終
- 2022.02.07
- 長男
ADHD・自閉症スペクトラム特性の
長男ハル(中2)・次男ツトム(小4)と、
末っ子で三男のケイ(小1)
賑やか三兄弟&夫とともに5人で暮らしています
体育苦手な長男が⑧終
体育の先生 兼 部活顧問の、M先生から
「駅伝大会にハル君を誘ったけど
断られてしまいました。」とTELで言われました
ハルは
「M先生が嫌いだから断った」と言ってたけど
それは言わず…(言えないし💧)
私は「伝えられることを伝えてみますが
最終的には、ハルの気持ちに任せます。」
と言いました。
前回
私としては、本音はもちろん出場してほしい。
今までボロクソ言われてたハルが
M先生から評価されることなんて無かったし。
でも走るのは私ではなく、ハルです。
嫌いな先生へのプライドか?
せっかくこれまでの努力が実ったチャンスか?
どちらを捨て、どちらを大切にしても
私からは「間違ってる」とは断言できません。
14歳の長男にとって
どちらか一方を捨てたとしても
大事にしたいものは?
少し難しかったかな。
大人から見たら「くだらない意地」も
今のハルにとっては
捨てられないものかもしれないもんね。
14歳の今なら「苦い後悔」も
「経験」に変えられる可能性は充分ある。
私は… やっぱり走って欲しかったなぁ。
でも、どんな選択ですら心がチリチリして
見てても「眩しいな」って感じるのが不思議だ。
そして
翌日の下校後
なんだよォ (良かったけどな!泣)
昨夜や朝とは全っ然ちがう顔で
長男は、元気に帰宅しました
「駅伝に出る!」と言って。
「友だちのひと言」かぁ!
同じようにM先生に選ばれて
すでに出場を決めた同じ学年の子に
「一緒に走ろう」「大会出ようぜ」って言われたとのこと…。
ふだん学校では1人で居ることの多いハルにとって
このことは、きっとすっごく嬉しかったんだろうと想像できます。
昨日先生が言ったことや、私の言葉なんて
全然覚えてない様子…
いやいや良いんですけどね。
「友だちに誘ってもらえた」だなんて
長男の人間関係を心配してる私にとっても
何よりも一番、喜ばしいことだったもの。
小さな頃から、体育が苦手な長男が
初めて何かの代表になって
初めて自分にとって大きな選択をした
12月の出来事でした。
このころは↑まだまだ「素直なところ」が
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