学校で、子供が辛いことを言われた時⑤
- 2019.01.17
- 長男
こんにちは ふくこです。
*********
今回、私も長男も
難しいテーマにぶち当たり
予定以上に記事が長くなってしまってます。
ですが
私にとっては『発達障害』に関する
自分の考え方が
また少し変化する
キッカケになったような出来事で
新しく分かったことも、沢山ありました。
見て下さっている方、本当にありがとうございます。
学校で、子供が辛いことを言われた時⑤
もしも人に
「ハル君てどんな子?」
と聞かれても
正直キリがありません(^^;)
ふだん本人には↑ここまで言いませんが💧
あまりにテキトー過ぎる その時は
母もビシッと言わせていただきます
でも
ADHD等、発達障害を
抱えてることを知ってからは
本人の努力だけでは
どうしようも無い所があるということも
分かってきました私です。
そんな
長男ハル・小学5年生
…のではないか、と
私の中では彼を(時々)
誇りに思うこともあります。
同じく発達障害の、次男ツトムにも
当てはまることなのですが
彼らにはとても純粋なところがあります。
その敏感すぎる感受性のせいで
人から言われる辛い言葉を
まっすぐ受け取って傷ついてしまいます。
「聞き流せずに受け留めてしまう所」
母の私は、その感受性の強さは
彼らの弱点だと思っていました。
こちらが何回「そんなもの気にするな」
と言ったところで
それが毒のある言葉なほど
上手くかわせない。
だから
そうそう例えば 白雪姫。
いかにも怪しい魔女がくれたリンゴなんて
(その前も毒のクシを刺されてるんだし)
ふつうなら上手く回避するべきなのに
まるで小さな子どものように純粋で
まともに何度も毒を食らってしまう。
そんな彼女を
「あまりに無防備すぎはしないか(´`:)」と
思ってしまう私は…
ちょっと冷たい人間なのだろうか💧
いやもう私、大人だしな…
感受性が敏感な子どもの
ハルが
『今』自分を守る方法
ハルに合ったやり方を一緒に考えてたら
弱点だと思っていた感受性の強さにこそ
その『答え』があったことに
私は、やっと気が付きました。
そしてもう一つのハルのちからは
想像力だと思いました。
「強く言い返せない」って
一見まるで弱点のようだけど
言われた人の気持ちを考えることができるのは、想像力を持っているからこそ。
『感受性』と『想像力』って
「誰もが分かりやすい力」とは言えない。
それを持ってる人から放たれる「何か」が
確かに、あるように感じるのは。
実は、どちらかというと私
「1番」にこだわるルイ君たちの気持ちが
よく分かります。
だから『他人の評価』に固執することは
悪いことだとは、もちろん全く思ってない。
それが大きなモチベーションに
繋がることも たくさんあるからです。
自分も『他人の評価』が
とても気になる人間でした。
出来れば誰かに、讃えられたい!
目に見えて分かりやすい
「順位」や「賞賛」は、生き甲斐でした。
ハルやツトムの
お母さんになるまでは。
まるでハルに宛てて書いて下さっている
ような気がしたコメントも
何通か、本人に見させていただきました。
はるさん、しおじさん
皆さんありがとうございました。
私などが思った以上に
「言葉のあたたかさ」を
しっかり受け止めておりました。
彼の心は、もう
ほとんど救われているのだから。
ハルにとってあたたかい言葉をたくさん
ありがとうございました。
真実を明らかにすることよりも
寄りそって励ます言葉の重要さを改めて知りました。
コメントを下さった皆さんに、本当に感謝です。
あとがき
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いつも思うんですが、ふく子さんの絵は和みます。人柄なんでしょうね。
表情とか絵とかがなんか、ホッとしますね。
人それぞれコメントも読み取り方が違うと思います。ハルくんが思うように上手く本人が感じるまんまに伝わったら、凄く嬉しいなと感じます。
言われたことを流す。
どうハルくん考えるんだろう???続きが見たいです。
しかし、まだ小6の子が人の文見て涙流せるなんて、凄いなあ。
きっと小さな子の気持ちがわかったり、おじいちゃんおばあちゃんの気持ちが良くわかるかもしれませんね。あと、障害持った人の気持ちとかも、
出来ないことが増えたり、出来なかったりそういうのが辛かったり悲しかったり。だけど、その気持ちがわかる人なら前を向くことを一緒にできるかもしれないし、一緒に本気に考えてあげれるんだと思います。わからなくても、本当真剣に悩んでくれそうですね。
人生いっぱい勉強できそうですよね。ああ、生きてるんだということですよね!普通に生きてたら気づかないことも、何かにぶつかることが多いから気づけて、悩んで考えて乗り越えとするのが人間なんだということです。
人間が持った能力ですもんね。私は人間いつかは死ぬもんだということも感じてます。
だからこそ、ちゃんと生きることをしないといけないと思ってます。
コメント2へ続く
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ヘレンケラーさんの話。
耳が聞こえず目も見えないヘレンケラー。
サリバン先生に水のことを教えてもらうのに、すごく時間がかかりました。
大変だったと思います。
だけど、ヘレンケラーは水という記憶が残ってたんですよね。
だから水を理解できた。
ただここからなんですが、きっと彼女は色んな物以外にも、そこからいろんな感情、心を知ったんじゃないかなあと感じます。
それをサリバン先生が一所懸命伝え、彼女が吸収していったんじゃないかなと感じてます。
何も知らないで生きてるのと、何かを知って生きてるのと、
どちらが幸せかということです。
知ることは怖いことじゃない。知らない方が怖いということです。
一番にお母さんや家族が自分のことを大切に思ってくれてるんだということを忘れないでということだと思います。だから、大丈夫なんだよです。
おかえりと
帰る場所があるから、我慢しなくていい。ドーンと支えてあげるからちゃんと見ておいでですね。
続き、また楽しみにしてます。
ハルくん、やっぱ、かわいいね。
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あー!すみません。私誤字ー!
小5ですね。ハルくん。笑
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たまたまいろんな方のブログを拝見していったら、こちらにたどり着きました。
ハルくんステキですね。お母さんも本当にステキな考えと絵を書かれる方なんですね。感動して涙してしまいました。
わが子たちは本当に敏感な子です。私にはあまりない感覚なので、私からしたら、なんでそんなことに悩むの?と思ってしまうのですが、どう伝えたらいいのかわからず、傷つけたことも多々…
でも、こちらでのことを参考に子どもたちと向き合っていこうと思います!ありがとうございます!
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>mokaさん
誤字なんて(^^)気になさらないで下さい
mokaさんのコメント、あの時ハルは何回か見ていて「受け流す」仕方が分からないんだとか、じゃあ「受け入れる」ってどういうことなのかとか、話をしました。そういう、心の自己コントロールって、どういうやり方なのかとか言葉にして説明するのが難しいことで… 大人の自分でも出来ない時もありますし、mokaさん達のおかげで、ふだんあまりしないような面白い話が2人で出来て、良かったと思いました。
ヘレンケラーさんのお話もそうですが、mokaさんご自身 相手に言葉にして伝える力がとてもあるかたなのだと思います。すごく伝わってくるので… 会ってお話をしたいくらいです。ブログなど書いてらっしゃらないのでしょうか。mokaさんの文章をもっと読みたくなってしまいます。今回下さったコメントも、ほんとに私などだけでは勿体ない。もっと多くの方にも見て貰いたいくらいです。
(またハルに見せてもいいでしょうか?笑)
すてきなコメントを、本当に本当にありがとうございます。
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>安田ふくこさん
ブログは書いてますが、私は息子たちの習い事を中心に書いてるブログです
観察日記です。
だけども、病院へ検査しに行ったことはあるし、カウンセリングに行ってます~。(本人なしです。)
本人は全く補助もいらない、自分でやるんだ!誰にも言うな~ということと、普通にほかの子と同じように高校に進学したいという希望がありました。
なので、このことに関しては一切ブログでは書いてないんです。本当は話して鬱憤を発散したいとこだったんで、書いてみようかと書き始めたことはあったんですが、
続かない。笑
面白くないんです。
そのかわりカウンセリングの先生と話してるのが、楽しいです。
私の弾丸トークに付き合ってくれてるんですけどね。
なんでだろ?と思うことを話してるときに、ハッとするんですよね。
中学がかなり苦労で…
プリントは貼れない、紛失する、覚えれない、記憶喪失、ボーとするなどなど…今の彼に何をしてたの?と聞くと
ん??なんだろね?ととぼけてくれるんです。笑
友達づきあいもあまり上手くなくて、よく一人で小学校のとき木の下に行き妄想ごっこをしてたそうで、中学になっても池に金魚見に行ってたそうで、金魚観察報告がされてました。最近なんで行かないと?ときくと、今は友達と話したりするから行く時間ないとのことです。
意地悪もありました。小学校のとき背中に足型つけて帰ってきたり、頬に傷出来てたり、トイレ入ってたら水が降ってきてビチョビチョで帰ってきたりetc。
コメント2へ続く
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でも特定の2名だけで、あとは普通に話してくれてたみたいです。優しいお友達もいたおかげで、本人は素直に元気に学校に通い続けてくれたし、周りの人たちにとても助けてもらえたなあと感じてます。私一人ではとても難しく、本当に感謝ですね。習い事の先生にもとても感謝してます。
ほんと、おうちが近くならお話いっぱいしたいし、ハルくんに会いたいなあー。ぎゅーとしたい。(すみません。多分職柄です。小さな子を相手してるので、言葉よりぎゅーなんです。笑)
大丈夫、大丈夫
こんなお兄さん(息子)も、成長するもんだなあと感じるこの頃だから余計にです。
息子が小2の時、たまたま旦那さんが息子を見かけたら、なんと!枯葉を拾っては空に投げてたそうです。
あいつ、大丈夫か?と聞かれたんですけど、大丈夫、だって綺麗だったんじゃないの?と話してました。ビデオ見ても面白い言動は私にとっては今は宝物。本人にとってはぎゃーって感じです。笑
だからふくこさんが描いてることが、なんかキラキラして見えます。
わかる!わかる!です。
ふくこさんの宝物ですね。
そんなふうに見えてしまって、一緒に宝物を見てる感覚になっちゃうんです。
楽しいことも、悲しいことも、色々全部。
わかる、わかるーがなんか、心地いいです。それが、悲しいことでもです。私も涙することは変わりません。
だけど、それはいつかキラキラとする宝物になるということです。
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あと、いっぱい褒めてもらってありがとうございます。
ただの3人兄弟子持ちのお母さんです。
私もまた明日からいや今日も頑張ります!
あと、役に立つかわかりませんが、
ふだんあまりしないような面白い話が2人で出来て、良かったと思いました。とふくこさん返答くれてましたよね。
↑私と息子。
なんでだろね?とこんな話ばかりしてました。
ただ、どっかの時点で…息子が自分で考えるようになりました。
こうだから、こうだよね?っていう考え方は初めしてたんです。(共感)
息子とそうやって向き合ってたりしてて、私は私で自分のことを考えなきゃいけないなあという思いが増えました。いっぱい手出し口出ししてたことも減らして困らせたり、私の思いを本気で取っ組み合いの喧嘩して話しました。
ぶつかって、ぶつかって、彼も遠慮なくぶつかってきてくれたから、
分かり合えたことあるかなあと。
私と息子が別もんなんだということを息子が理解してくれた途端、
なにか変わり動き始めたように思います。
自我、考える、わかる、理解する、思う、普通、常識の範囲、ルール、自己肯定感、ああ、ほかに何を調べたかなあ?
色々一所懸命、ネットで意味調べてとても考えてました。
彼に言葉で説明しようと思うと、とても難しかったです。それでもフアフアと掴めなかったような気がします。なので、思うという言葉を使うのをやめたり、今はこれをすると断言する言葉を使ったり、迷わない言葉を考えて話してました。
彼曰くは思うは、モアモアだそうです。
〇〇したほうがいい←と本人行動する内容を言葉にするようになってきました。
思うだけだと、本当に思ってるだけで行動にしないんですよねキツイ言葉をたまに言う時あるんですが、息子のために言ってるんだということを、息子が私を信じてくれてるし、私も息子を信じてるから遠慮なしに言えるかなって思います。なので、親と思わなくていいから、同じ目線で話しようと何度も言ったと思います。役に立つかわかりませんー。でも、言葉って難しいなあと思います。
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ふくこさんの文章に私が救われました。
うちの息子はきっと同じように話してもそこまで心に響いてくれなくて困っています、
いつか伝わるかな。
今日も嫌々学校へ向かいました、、
ただ、自分は全く悪くない!というように思ってる息子の姿勢にも悩みどころです。
受け流せない=感受性が強い、ひとの痛みが理解できることがどれだけ自分の力になるのかわかる日が来て欲しいです。
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>しーののさん
しーののさんはじめまして!
じ…実は、次男が発熱の後 嘔吐したりして、先週は家族の体調不良週間でした!昨日から、元気にご飯も食べられたり追いかけっこしたりできるようになりました。返信が遅れてしまい申し訳ありませんでした!
ブログを見ていただいてありがとうございました。
でもこれはウチの、しかも長男限定の考え方だとは思いますが、そんな風に言っていただいたコメントをありがたく拝見しました。
子どものうちは、みんな敏感なところありますよね。色々経験して大人になっていくのでしょうね。乗り越えて、大人になったから子どもの感覚を忘れてしまうだけで。
しーののさんも、きっと色々経験なさったから今があるのでしょう。
少しでも、しーののさん御一家の何か役に立てるのなら嬉しいです。
コメントありがとうございました。
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>mokaさん
(限定2名でも)酷いことをしてくる子が居るものですね!そこまで酷かったら、私なら学校側にも言ってしまいたくなります。でもご長男には、自分で自分の世界を守りたい、なんとかしたいという思いがきっとあったのでしょうね。
枯葉の話も金魚の話も、私が拝見する限りでは本当にキラキラした宝物のようです。そう言う感覚って、たしかに少数派なのかもしれないけど、私も子どもを育てるようになって、その子たちがADHDだと分かって、むしろ見えるようになったものが沢山あったかもしれない。本当にそう思えるようになったのは、ここ最近だけど、定型児(という言い方は好きじゃありませんが)のケイはケイで、やっぱり大変(笑)なんかこう、違う大変さがあります。プライド高いし、ライバル心すごいし!兄2人にはない、めんどくさい所(…とか言ったらダメかしら笑)に困らされてます。結局、子育てはどの子もみんな大変だし、愛おしいですよね。それが分かっただけでも、私今すごく「生きてる」って気がします。
ツトムが発熱の後 胃腸炎みたいなことになって、返信が心の中でしかできませんでした。昨日から、みんな元気です。
まだまだお話ししたいので、⑥の返信へ続く…笑
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>みゆゆさん
コメントありがとうございますみゆゆさん。
人ってみんなそうかもしれないけど、どうしても、嫌なことの方を「キャッチしやすい」から…それが敏感な子どもとなると、どうしても学校という場所は、「強気」な子の方が優っているように見えてしまいますよね。でも息子さん、嫌でも実際には学校へ行っていて、そこはすごい。私の勘違いだと申し訳ないですが、息子さんは「お母さんだから」みゆゆさんに言えるのかもしれません。甘えを出せるから。
うちにハルもね、まだまだありますよ「あー今日ガッコ行きたくないっ」っていう時(^o^;)
でも私、否定はできません。
だって私だって子どもの頃、嫌なことがあればそう思ってたかも。お母さんに、言えなかっただけ(イヤ言ってたこともあったのかな)。
「ね~ 嫌だよね!よく頑張ってるよハルは!」と言うと、まんざらでもない顔したりします。ダメな時ももちろんあります。
あっ⑥のほうに続き書きますね。
コメントありがとうございます。