書けなかった次男の記録⑧

書けなかった次男の記録⑧

 

こんにちは、ふくこです。
夫と3人の息子たちと暮らしています。
ADHD・自閉症スペクトラムの小6長男&小2次男、兄たちと仲良しだけどケンカも耐えない末っ子三男。
イラストとともに3兄弟の成長を記録していますカエル
前回()までの続きです。
今回で最後です。

抱きかかえようとした時
少しだけジタバタしたツトムでしたが
すぐに落ち着きました。
ツトムとの『抱っこ』は、とても久しぶりな気がしました。

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これがADHD・自閉症スペクトラムの部分かどうかは分かりませんが
辛かったことを記憶の奥に仕舞い込むと
何かをキッカケに、鮮明に蘇ることがあるのかもしれません。
それがまたツトム自身を苦しめるくらいなら
もう私にでも話して
その毒みたいな記憶をどうにか溶かしてしまえば良いのに…!
そう思いました。
ツトムは「話すことが出来なかった」と言いました。

「おまえ自分の首締めろよ」とか
「ナイフで切れよ」なんて言われたら
驚いたろうし、ショックだったろうに。
「言えない」って
閉じ込めてしまったんだ。
お母さんが悲しくなることを想像して抱え込んだの?
まだ小学1年生なのに。
そんなの

ツトムが守ろうとしたのは
自分だったのか
 
家族だったのか
 
それは
本当には分からない。
 
でも
 
あんな言葉などに
私が負けるわけにはいかない
 
私はもう
どんな言葉が来ようと
 
悲しさなんて握りつぶして
ツトムの心に集中するんだ
 
そして
 
その毒みたいな言葉を
溶かすことに専念したい

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だって どんな言葉も敵わないほどに
あなたは、だいじなだいじな子なんだよ。
ーーーーーー
ツトムは、たくさんたくさん泣きました。
たくさんたくさん泣いたあと
突然、「はぁ… スッキリした…!」と
本当に毒が抜けたような顔で言い
私の洋服で、ゴシゴシっと涙を拭いていました。
そして、「なんだか『ポイズンリムーバー』みたい!」と私に向かって言って
その『ポイズンリムーバー』とやらが何なのかの説明を
またいつものマシンガントークで繰り広げていました。
私もいつも通り「そんなこと、よく知ってるね!」と笑いました。
「ママ、お家に帰ろう!」と
ツトムの方から元気よく言ったので
ハルとケイが待つ家の玄関へ向かいました。
…ツトムの中の、あの毒みたいな言葉は

今後を見守っていくしかない、と思いました。
家のドアを開けると
すぐにハルとケイが駆け寄ってきました。
…和むわぁ。(すみません)

うんこ!と返事をして私を外へ送り出した(★)後、ホントに「うんこ!」とケイに言われてトイレへ連れて行ってくれたそうです。この時ハルは弟のシモの世話の全てを、初めてやってくれました。「俺、良い父さんになれるかな!」と嬉しそうに話してくれました。なれると思うよ!笑
ーーーーーー
ツトムは、辛い記憶を自分から出し、泣いて外へと解き放ったことで、少しだけ楽になったようにも見えました。
ツトムの記憶力や探究心・こだわり
辛いことの処理方法
何かをキッカケに開けられる引き出し…
こんなことがあったことで
私は、より学校との連携の必要性を感じ
新年度こそは担任になる先生と
しっかりお話しさせてもらわなくては…と思ったのでした学校

あとがき

 

以上が、昨年度のうちには書けなかった
次男の記録です。
長くなりましたm(_ _)m
見て下さってありがとうございましたクローバー
 
*1週間前に、新しい担任の小金井先生と面談できました!その時の記録も、10連休が終わったら書いていきたいと思っています。
*コメントやフォロー本当にありがとうございました!一つ一つ、これから返信させて下さい。
 
よい休日を!ニコニコ
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