【次男と私】悲しみをぶつけたノート③終
- 2021.03.03
- Instagram・次男と私
こんにちは、ふくこです。
ADHD・自閉症スペクトラムの
長男ハル(中1)・次男ツトム(小3)と
6歳の三男ケイ(年長)
賑やか三兄弟&夫とともに、5人で暮らしています。
次男ツトム(小3)に関連することは
今は、主にInstagramに記録しています
「事情でInstagramが見れない」という方々からメッセージを頂いたので、ブログでも記録することにしました。
こちらはデリケートな事柄もあるので
閲覧はムリなさらないよう、宜しくお願いします
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ADHD・自閉症スペクトラムを抱える
次男ツトム(小3)の話です。
今日はこちらの話↓の続き。(※7月のことです)
今回は直接的な表現があるので
閲覧は無理なさらないで下さい。
【次男と私】悲しみをぶつけたノート③終
休み時間、今にも泣きそうな顔をして
ツトムがノートに書いた
悲しくて苦しい心の状態。
ツトムの尋常ではないその様子に
担任・大林先生は気がついて
放課後、私に見せるため
ノートのコピーをとって手渡してくれました。
『もう消えてしまいたい』の文に
先生は
「もちろん本気では無いと思いましたが…
見落としてはならない部分なので
注意していかなくてはと思っています」と
言いました。
私は、知らせてくださったお礼と
驚かせてしまったお詫びを、先生に伝えました。
でも私は…
「ツトムは本当にそう思ったんだ」
と思います。
悲しさや悔しさで支配されそうな荒ぶる気持ちを
自分で何とかしなくてはならない。
本気で、必死で書いたんだ。
そう思いました。
1年生のころ
強気なクラスの子に「死ねば?」と言われ
本当に、首に手をあてたことがあった。
「人として、一番大切なことが分からない…
そんな奴らは2年生とはいえない。
この教室から出ていけ!」と
当時のクラス全体に言ったことがあって…。
その言葉を、真っ正面から受け止め
ショックを受けたツトムは
泣きながら教室から出ていきました。
3年生になった今は
こうして紙に吐き出して
自分の感情と、なんとか対峙してる。
端から見るとビックリして
しまう
しまう
ゼロか100しか無い、ツトムの頭の中。
今回それが
【書き出す】という自分なりの方法を
何とか取った。その上での100だった。
しかし
もしも私が1人で、このノートを見付けていたら…
こうして落ち着いた状態では
このツトムの大事な「変化」を受けとめ
分析できたかどうか…分かりません。
先に、ツトムの様子に気付き
私と一緒にノートの内容を見てくれた
大林先生には感謝しました。
ノートの内容を踏まえた上で
ツトムに対する今後の見守りに関してお話ししました。
困惑なさっていた先生の気持ちも
少し、落ち着いたように見えました。
この翌週の、レクリエーションの時間
ツトムはまた苦しむことになるのですが
その時、大林先生が
ツトムにある問いかけをしてくれます。
次の話です
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色んなご意見はあるかと思いますが
私は、「生きてる命」を抱きつつも
「消えてしまいたい」と考えてしまうこともある心
について、全く否定的にはなれません。
生や死について考えることは誰にでもあるし
とてもだいじなことと思います。
この時からツトムに対し
「そんな悲しいことを考えてはダメ!」とは
全く思わなくなりました。
むしろ何とかこうして
荒々しくも「形」にして吐き出せたツトムの心に
ある意味で成長のような変化を感じました。
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